呼吸

腹圧と腰痛の悲しい関係

基本機能改善エクササイズのひとつ、飛行機ぶーん

 

 

上と下の写真の違い。なんでしょう。

 

腹圧がかからない
腰を反って身体を持ち上げています。
画像では分かりにくいかもしれませんが、バランスを取るために肩甲骨を思いっきり寄せてます(内転)。
首も無理に上げてます。

骨盤(上前腸骨棘)が床にあたって痛いし、腰も痛くなってしまいました。

 

 

腹圧をかける
胸椎が伸展します。胸(胸郭)が出る感じ。なので、肩甲帯は自然な位置。

腰が反る感じはないですね。

この状態で動くと、下部体幹は安定して上部体幹がしっかり動いています。

 

 

 

クライミングをはじめてから腰痛がひどくなった

その原因は、腹圧がかからないため、動きの支点が腰になっているから。
本来、可動しにくい腰椎を反っては曲げての繰り返し。

 

腰痛だけでなく、指や肩の痛み、リーチにも関係してくるのですが、ここでは呼吸と腰痛に限定してお話ししました。

 

わたしたちのかつての飛行機ぶーーん ↓ ↓ ↓

体幹機能 クライミング 腰痛

胸がどーんと前に出てますね。

 

 

動画でチェッキング

 

 

 

2015-04-28 | ブログ, 呼吸

 

呼吸筋対決【クライマーv.s声楽家】

声楽家の方のおうちへ。
産後のリハビリなんですが、呼吸のレッスン(腹圧をかける)もさせてもらいました。

 

妊娠中は、腹圧をかけるときの筋肉(インナー部分)が、子宮を支えるために負担がかかったり、意識的に腹圧をかけない(くしゃみや咳をさける)生活をしています。
そのため、出産後にいざ使おうと思っても、全く機能しなくなっていることが多いので、これを呼吸レッスンでリハビリして、骨盤を引きしめたり、カラダを安定させていきます。

 

声楽家は、カラダが楽器です。
普段から呼吸筋を明確にイメージして、動かす訓練をしています。

なので、久々につかう呼吸筋でも、さらりと復活していました。感動でした。

 

 

腹圧をかけると、
アウターではなく、インナー部分全体にスイッチが入る。
背筋側にも効いてくる。
脊柱が安定する。
こういったカラダ内部の感覚の理解が、すぐにできていました。

 

声楽家以外でもヨガや、クラシックバレエを長年続けていた方など。
カラダを道具として使っている人々は、体感覚が繊細です。

 

さてさて、クライマーとなると… 幸か不幸か、アウター命なのです。

kokyu

おなかの中央の腹直筋が、やたら主張してきます。
しかも、腹筋側を伸ばしたいのに、勝手に縮みます。

kokyu2

背筋側に響いてくる感覚は、もちろん薄い(または皆無)です。
3Dでみる(多分、PCでのみ見れる)

 

この腹直筋の無意識の収縮が、猫背の姿勢につながるのですね。
腹筋が固まると。で詳しく説明しています。

 

 

そして、その無意識の収縮を動画で見る。
分かりにくいですが、よーくみると無意識にアウターがぴくっと収縮する瞬間が分かります。で、「フハァッ‼」てなってます。

↓ ↓ ↓

 

2015-03-23 | ブログ, 呼吸

 

自然なのはどっち?

先日の岐阜でのレッスンでも、腹圧を高める呼吸法をお伝えしました。
高校生男子ともなると、すでにおなかが固まって、膨らまない子もいます。
そういう子は、ひねる動きが制限されてしまってる。

 
おなかは縮めない。
というより固めない。が正しいかも。
 
このへんのニュアンスは、実際にレッスンに参加してもらわないと伝わりにくいです…
 
レッスンでは、腹筋をめちゃくちゃ縮めないとできない動きもしてもらってますし。
そこで、ドローインと腹圧の違いを説明していると、あるお子さんが「やっぱり!」と言い出しました。
トレーニングのためにドローインをするように指導されたけど、ぜったおなかを膨らませるほうがいいと思ってた!と青年の主張。
 
 
sisei
ドローインやめました②で紹介したように、
 
1.おなかを縮める(ドローインする)と骨盤が後傾する。重心が後ろに。
2.おなかを膨らませる(腹圧をかける)と骨盤は前傾。重心が前に。
 
重心が前にあるほうが、動きやすいんです。
 
この動きの質の違いを、感覚的に理解できていれば、「ドローインはおかしいわ。」と気付くんです。

 
流行ってるから。新しいから。みんなが言ってるから。
そうではなくて、自分で感じてください。
違うと思えばやらなくていいでしょ。
子どものカラダに不自然さを強要しない。子どもは、自然にカラダが動くんです。
 

2014-09-09 | ブログ, 呼吸